看板を施工するなら知っておきたい!看板のアレコレ

看板の施工をお考えの方

看板の施工をお考えの方は、「どのような看板にしようか」「どこに設置しようか」で悩んでいる方が多いでしょう。看板と一言にいっても、設置場所や看板に使用する素材などさまざまです。また、看板を設置する場所によっても施工ルールが決まっています。

今回は、看板を施工する前に知っておくべきルールや、看板の種類についてご紹介します。

1.看板施工のルール

看板は社名はもちろんのこと、営業案内やロゴマークだけの看板などさまざま。屋外広告を掲示するという意味になるので、法律によるルールが適用されます。まずは法的なルールを学んでいきましょう。

1-1.屋外広告物法

屋外広告物法のなかに「総量規制」という項目があります。基本的に自分の会社や店舗に、看板を掲示する場合には厳しい規制がありません。しかし看板を掲示する地域や地区によっては、掲示できる看板の総面積が決められています。 総量規制については、看板を掲示したい地区の役所などで確認することができます。看板を掲示する総面積は、スタンド看板や壁面看板といった、すべての看板面積の合計のことを指します。例えば、高さ10m以上ある3階建て程度の建築物に設置できる看板は、合計面積が壁面の60%以下でなければなりません。 総面積が5㎡以下の場合は、「屋外広告物の許可申請」は必要ありません。地域や地区によって許可申請が必要な場合もありますが、申請すれば掲示することができます。しかし、総面積が20㎡を超える場合は、申請を行っても許可されない場合があるので、事前確認を確実に行うことをオススメします。

1-2.建築基準法

高さを4m超えるような自立看板や袖看板を設置する場合や、屋外広告塔を施工する場合は、工作物として申請をしなければなりません。建築基準法に当てはまる看板を施工する際は、建築士による「強度計算書」や「基礎工事の確認写真」を用意しましょう。 また、設置をした後も定期的な点検はもちろんですが、点検報告も提出しなければなりません。

1-3.道路交通法

袖看板やポールサインなど、看板本体が歩道や車道にはみ出す場合に当てはまります。柱が敷地内にある場合でも、看板自体が外に出てしまう施工をした場合は「道路上空占有届」の提出が必要です。 ただし、届け出を出したらどれだけはみ出していても許可される、というわけではありません。歩道上にはみ出す場合は、はみ出した看板の下端が2.5m、車道上にはみ出す場合は4m以上であることが最低条件となります。

2.看板施工の流れ

看板施工は以下の順で施工に取り掛かります。 1.お問い合わせ 2.打ち合わせ・現場調査 3.お見積もり 4.制作 5.施工 6.完了 まずはお問い合わせの内容を確認します。その後、入念な打ち合わせと現場調査を行います。現場調査によって設置できる看板や、お客様のご希望の案を伺って最適なプランをご提案します。お客様のご希望だけではなく、設置業者が持っているノウハウを駆使して、さらに満足できるようなサインプランを提案していきます。 プランを提案し、ご希望に沿った見積もりを提出した後、納得されたら看板制作と施工を行います。

3.大型看板の種類

3-1.突出し看板

突出し看板は、壁面と垂直に取り付ける看板です。街中でも多く使用されており、さまざまな業種で利用することが出来ます。サイズや素材もさまざまで、長方形型や丸型など形状も種類豊富です。 また、突出し看板のなかでも夜間使用するために、内照タイプの看板もあります。突出し看板は大きさもさまざまですが、主に店名や会社名を掲示する場合が多いです。デザイン性を重視した看板として使用されることも多く、目印としての用途で利用できます。

3-2.壁面看板

壁面看板は、お店の看板ともいえる看板です。遠くからでも認識することができるため、遠くからの目印にもなります。壁面に設置される看板は、平板を使用した比較的軽い素材で作られることが多いです。 夜間でも見えるように、照明を当てたりなど工夫して設置されます。大きな看板になるので、店名や会社名以外に、イメージ広告として写真などを利用する場合もあります。

4.スタンド看板の種類

スタンド看板にはさまざまな種類があり、お店のスタイルによって選ぶことができます。スタンド看板は、高い位置に取り付けられている看板とは違います。歩いているとお客様がパッと目に付く場所に置くことで、お店に興味を持ってもらうのにも最適です。

4-1.A型看板

A型看板とは、固定据え置きタイプのスタンド看板のことを指します。カフェなどに設置されている、黒板風のスタンド看板の多くはこのタイプです。表面が黒板タイプのものはもちろん、ホワイトボードや、印刷した広告を貼り付けて使用するタイプもあります。 また、ポスターなどを挟み込んで使用するタイプのA型看板は、イベントなどによってポスターを張り替えることが可能です。

4-2.電飾スタンド看板

電飾スタンド看板は、蛍光灯やLED照明を内蔵したスタンド看板のことを指します。A型看板など、光源のない看板は、夜になると見えづらくなってしまいます。電飾スタンドを使用することによって、夜でも見やすいため、夜に営業するお店では一番効果を期待できます。 居酒屋やラーメン店でよく使用されている看板です。

5.まとめ

看板を施工するにあたっては、法律を理解し、ルールを守って使用しましょう。違反してしまうと、賠償金の請求をされる可能性があります。制作を依頼する前に、看板を取り付ける場所や面積を、しっかり理解しましょう。 熊本県で看板の制作を行っている「有限会社宮本建装」では、お店の個性や主張をアピールできる看板施工を行っています。定番の電飾スタンド看板はもちろん、イベント用装飾サインや、自立型看板などさまざまな看板を施工しています。 看板施工でお悩みの方は、ぜひ一度宮本建装にご相談ください。

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