マンセル・カラー・システム (Munsell color system) とは、色を定量的に表す体系である表色系の1つです。
マンセル表色系
マンセル色体系
マンセル システムとも言います。
日本では、JIS Z 8721(三属性による色の表示方法)として規格化されています。
概要
アメリカの画家、美術教育者であるアルバート・マンセル によって作り出されました。
色の名前の付け方が曖昧で誤解を招きやすいことから、
合理的に表現したいと考えたマンセルは、1898年に研究を始め、
1905年にその成果として『A Color Notation』(色彩の表記)という本を著しました。
これを1943年にアメリカ光学会 (OSA) が視感評価実験によって修正したものが、
現在のマンセル表色系の基礎となっています。
そのため、修正マンセル表色系という場合もあります。
マンセルの新しい版の書籍である「Munsell Book of Colors」は現在でも使われています。
表色系は各種あるが、マンセルの表色系は美術、デザイン分野でよく使われています。
※私達が塗装するときに使う色見表は日本塗料工業会が、建築物、構造物、設備機器、景観設備インテリア等の
塗装にによく使われる色を選び、塗料、塗装、関連業界の標準色として、2年ごとに発行しています。
住宅塗装の際に色決めを行いますが色の量の多さにお客様もかなり悩まれます。
ですから、大方の色を選びサンプルとしてA4サイズの板に色を着け希望のイメージにあうか選定します。